利息制限法を越える利息で長年払ってきた場合

過払い金は、利息制限法を越える利息で長年払ってきた場合、法定金利で見直しをすると、元本とその利息は完済されているけれど、返済を続けている場合があり、この支払い過ぎたお金を過払い金といいます。
このお金は、取り戻すことができます。

過払い請求は、浪費的な買い物やギャンブルで作った借金でも無関係に手続きを行なえます。自己破産の場合のように、免責不許可事由のような制限はありません。利息制限法という利息の上限を定めた強行法規に基づくものであるからです。また契約の時の書類が無くても、過払い金の請求は可能だそうです。
弁護士のような専門家に過払い金の請求を依頼した場合、弁護士が取引履歴を貸金業者に求めます。貸金業者には、取引履歴を開示する義務があります(平成17年7月19日最高裁第三小法廷判決)ので、取引の開始時点からの履歴が開示されるでしょう。
また、すでに完済している場合も、過去の過払い金を請求することができます。完済後10年未満であれば可能で、過払いが発生した時から、現在までの元本への利息もあわせて請求できるそうです。しかし、返還請求にも時効があり、完済から10年を過ぎてしまうと、請求が難しくなるそうなので注意が必要です。
過払いが発生する人は、例えば、20%を超える金利で、6年以上の返済を続けている人であるなら可能性が高いそうです。大阪での過払いは、まずは専門家に相談してはいかがでしょうか。

このブログ記事について

このページは、webmasterが2010年2月13日 12:32に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「大阪で過払い請求を知ってる人は?」です。

次のブログ記事は「自動的に消費者金融業者から返金されるなんて事は無い」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。